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社葬・お別れの会で失敗しないためのポイント
社葬やお別れの会は、企業にとって非常に重要な儀式です。故人を偲び、功績を称えるだけでなく、新たな体制を内外に示す場でもあります。どのような点に注意すべきかを理解しておくことが重要です。ここでは、社葬・お別れの会で失敗しないためのポイントを詳しく解説します。
目次
- 1. 事前の準備不足で起こる社葬の失敗
- 2. 社葬の失敗を防ぐためには
事前の準備不足で起こる社葬の失敗
準備が不足していれば、失敗するリスクも高くなります。一般的な葬儀と違って、社葬ならではの気を付けなくてはいけない点があります。
ご遺族の信頼を得られない・葬儀前の連携不足
社葬の準備において、ご遺族との連携が欠かせません。遺族の心に寄り添い、社葬に対する理解と協力を得るためには、生前からしっかりとコミュニケーションをとり、社葬に対する意思を確認しておくことが重要です。企業にとって社葬は広報の場でもありますが、ご遺族にとっては故人を偲ぶ大切な時間です。
企業関係者の氏名や社名の読み違い・記載間違い
社葬では、多くの企業関係者が参列します。弔電の読み上げや供花の札の記載に誤りがあると、参列者に対して失礼となります。読み仮名の確認や供花の申込受付の際のチェックを徹底し、当日の芳名帳や名刺の記録を正確に行うことが重要です。
社葬費用が予算オーバー・遺族と負担額について揉める
社葬の費用は損金処理できる範囲が決まっており、定められたものについては法人が負担することが一般的ですが、事前の話し合いが不足していると、費用負担について遺族と揉めることがあります。社葬費用を経費として計上するための税務対策も怠らないようにしましょう。事前にしっかりとコミュニケーションを取り、お互いの認識をすり合わせておくことが大切です。
参列者数の読み違い―開催時間をオーバーする・料理の不足
参列者数の予測が甘いと、会場での混乱や料理の不足などが発生します。事前に参列者数を把握し、余裕を持った準備を行うことが重要です。関係者リストを整備し、経験豊富な葬儀社のサポートを受けることで、これらのリスクを軽減できます。
いずれも、事前にしっかりと準備をしておくことで、リスクを最小限に抑えることが可能です。
社葬の失敗を防ぐためには
社葬の失敗を防ぐためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。いざ社葬を執り行う場面になってからでは間に合わせることが難しいものもありますので、前々からの準備が重要となります。
明確な社葬取扱規程の作成
社葬取扱規程を設け、参列者情報を事前に定めておくことで、いざという時に抜け漏れ防止になります。社葬の規模や形式、葬儀社の選定、会場や日程、概算予算、葬儀委員などを明確にしておくことが大切です。
社葬マニュアルの作成
社葬マニュアルを作成し、社葬の進行や役割分担を明確にしておくことで、ご逝去直後から社葬当日までの短い期間内でスムーズな準備や運営が可能になります。
専門の葬儀社のサポート
社葬を成功させるためには、信頼できる葬儀社のサポートが欠かせません。事前準備から当日、事後対応まで一貫して間違いのない運営をするためには、葬儀社の選定は慎重に行い、社葬の経験が豊富で信頼できるパートナーを見つけることが重要です。