社葬の知識 : 参列のマナー
供花の並び順
供花(きょうか/くげ)とは、故人のご冥福をお祈りし、故人にお供えする花のことです。 供花には死者の霊を慰め供養するといった意味があると同時に、葬儀会場や祭壇を華やかに飾るといった大きな役割があります。
取引先、関係者、知人などからいただいた供花は主催者側とご関係の深い方々から順にお供えします。まず祭壇の右上内側(①)、左上内側(②)へ配置。続いて、右→左と交互に祭壇の外側へと並べていきます。下段に移っても同様に、祭壇の内側から外側へ、右→左と交互に配置します。
供花が多数予想される場合や序列が決めづらいこともありますので、名札を一覧にして掲示する芳名板形式があります。芳名板は五十音順で掲示すると、急な追加など突発的な変更にも柔軟に対応できます。
※本項目は、講談社発刊/セレモア監修『社葬のすべて』から、一部内容を引用しております。
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