お別れの会での心に残る演出や祭壇装飾のアイデア

「お別れの会」「偲ぶ会」とは、亡くなった方とゆかりのある方々を集め、故人を追悼する場です。
儀式に重きをおく社葬に比べて、宗教形式にとらわれることなく自由な形式で行われます。例えば葬儀専用式場ではなくホテルで開催されたり、読経やお焼香などを行わず参列者の挨拶や献花を中心として行われることが多いです。

セレモアでは、故人の個性や生前の趣味を反映した演出や祭壇装飾を通じて、心に残るお別れの会をお手伝いいたします。本記事では、お別れの会での演出と祭壇装飾のアイデアを事例を交えてご紹介いたします。

心を込めた祭壇装飾

祭壇のデザイン

「お別れの会」「偲ぶ会」での生花祭壇は、色合いや花材も自由にできるのが特徴です。故人の好きな花や色を使用したり会社をイメージするアイテムを取り入れたオリジナル祭壇として作成します。
故人の趣向を反映した事例としては、故人が愛した海をイメージした青と白の花々で飾り付ける、ゴルフ好きだった故人のためにグリーンを基調とした祭壇を設えるなど、故人らしさを表現する装飾を行いました。
また、祭壇で会社の在り方を表現した事例もあります。
二つの会社を創業された故人を偲ぶお別れの会において、それぞれの会社に新しい社長が就任されたこと、2社が融合してさらに広がっていく様をイメージした生花アレンジ祭壇をお飾りし、強いリーダーシップで二つの会社を成長させた故人を偲ぶとともに、参列者に今後の会社の体制を示しました。

遺影の選定と演出

遺影はお別れの会の中心となる大切な要素です。セレモアでは、故人の笑顔が印象的な写真や、生前の活動を伝える写真を選定し、遺影のサイズや背景色を祭壇に合わせてご提案いたします。生花祭壇のデザインやご遺族、会社のお考えで1枚とは限りませんので複数ご用意する場合もあります。

故人の人生や思いが伝わる演出アイデア

スライドショーとメモリアルDVD

故人の人生を振り返るスライドショーは、感動的なお別れの会の演出として定番です。お別れの会の場合、企業に多大な貢献をしてきた故人の歩みを参列者に共有することで、会社としての歴史も振り返りながら、組織として未来への決意を新たにする機会にもなるでしょう。セレモアでは、故人の足跡を辿るメモリアルDVDの制作も承っております。参列者が故人との思い出を共有し、故人の生きた証を感じられるような内容にいたします。

生演奏の提供

音楽は人の心を動かす力を持っています。セレモアでは、ジャズやクラシックの生演奏、日本の歌や童謡までジャンルを問わず、ご要望に応じてお別れの会での演出としてご提供いたします。生演奏を取り入れることで、デジタルな音源では聴こえない音の深みにより、さらに心に残るお別れの会になるでしょう。故人が好んだ曲や、故人の人生を彩った音楽を演奏することで、会場に流れる空気を温かくし、故人への思いを深めます。

故人や企業にゆかりのある料理

参列者にふるまう料理についても、より故人の人となりや思い出を印象づける工夫ができます。例えば、故人の好物や、生まれ育った故郷の味、会社で節目を迎えた時に共に味わった料理など、ゆかりのある料理を選ぶことで、味覚でも故人と過ごした時間を振り返ることができるでしょう。

思い出の品の展示

故人の愛用品や趣味の品を展示することで、故人の人柄や生活が偲ばれます。セレモアでは、展示スペースの設置や展示品の選定をお手伝いし、参列者が故人との思い出を共有できるような空間を演出いたします。

参列者からのメッセージボード

参列者が故人へのメッセージを書き込むことができるメッセージボードを設置し、故人への想いを形に残すことができます。故人の人脈の広がりや関係性を目に見える形にすることで、故人の人となりに思いを馳せることができ、遺族にとっても慰めとなるでしょう。

セレモアのサポート体制

セレモアでは、お別れの会の企画から当日の進行まで、プロフェッショナルのプランナーが全面的にサポートいたします。会場選びから案内状の作成、出欠管理、当日の進行まで、細部にわたるお手伝いをいたしますので、ご遺族は故人を偲ぶことに集中していただき主催者である会社にも安心をご提供いたします。

お別れの会は故人への最後のお別れの場であり、生前の感謝を伝える場でもあります。セレモアは、故人の人生を讃え、参列者にとって心に残るお別れの会を実現するために、様々な演出と祭壇装飾のアイデアをご提供いたします。故人の個性を反映したお別れの会をご希望の際は、ぜひセレモアにご相談ください。