社葬百科

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緊急役員会

社葬における各種決定事項

社葬規模・形式の決定

喪主の意向を考慮し、社葬の規模に応じ、宗旨を確認して選定します(密葬の宗教家が引き続き社葬の宗教家となることが多くあります。)最近では宗旨・宗派にとらわれない無宗教形式での社葬も行われています。

会場・日時の決定

遺族から社葬執行の同意を得てから役員会で決定します。役員会では白紙情報からの検討ではなく、数件の案を用意しておかなければなりません。

決定順序

決定順序

  1. 参列者数の把握。
    (親族の数、関係連絡名簿から拾い上げた数、社員参列数、町内など一般参列者数を把握する)
  2. 予想人員で社葬執行可能場所を数ヵ所選定する。
  3. 候補場所の絞り込みには遺族の希望を入れる。
    (宗教に依り使用できない式場もあります。)
  4. 会場の使用可能日と宗教家の都合を勘案して、日時を決定する。
    (宗教・宗旨により使用制限がある式場があります)
  5. 日時は、土・日・祝日は避けて平日で、友引以外の日のお昼頃が望ましいでしょう。
  6. ご臨終から四十九日の間までに執行するのが一般的です。

    準備や連絡の都合もあり、自宅葬(密葬)から2〜4週間位の日程で決定するとよいでしょう。

    日時は宗教家、場所の都合に大きく左右されますが、会社の休日を避け、お昼12時前後の執行が、参列者への配慮といえます。

場所

参列予想人員、遺族の希望(菩提寺など)宗教家の都合、日時の優先順位に社葬実施場所を選定します。

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日程表の作成

社葬までの日程が決定したら、早急に日程表を作成し、社内および喪家に公表します。死亡の通知を受けた方からの電話が殺到しますので、電話の応対をするチームをつくり、日時の間違いがないように徹底しておくことが大切です。

供花・供物・香典の受諾の有無

供花・供物、香典ともに、受けるのが一般的ですが、故人の意志や様々な理由により辞退する場合もあります。辞退する場合は、死亡通知状や新聞の死亡広告にその旨を明記し、社葬当日にも立看板を立てる必要があります。また、例外を認めず徹底して断わるようにしなければなりません。

供花を辞退する主な理由

  1. 配列順位に考慮が予測され、トラブルの要因になりかねない場合。
  2. 会場の都合(せまくて並べられない場合)
  3. あまりにも少なかったり、逆に多くて並べきれないと失礼になる場合。


などの理由で辞退するケースが多くなってきています。しかし、供花のない会場は寂しく、雰囲気が出ない場合が多いので十分に考慮して辞退を決めなくてはなりません。

供花・供物・香典の断りの文例

「誠に勝手ながら故人の意志により供花・供物・香典の儀、一切御辞退いたしますのでご了承お願い申し上げます」 断りを決定した場合、断り係りを決め、断りの名目をきちんと決めておいた方がよいでしょう。

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概算予算の決定

社葬費用の資金対策

社葬をリスク管理の対象として据え、社葬の適応基準、範囲などを明確にして取り扱い規定を作成することが大切です。実際に経営におけるトップが亡くなった場合に社葬という厳粛な式典において後継者を中心として一丸となって、社葬を行わなくてはなりません。経験豊富で十分な心配りができ、迅速な対応ができる葬儀社を選び、長期的な段取りを行い社葬リスクに対する調査・分析がリスクコントロールにつながるといえましょう。

社葬費用の現状

特に中堅企業において、社葬の費用が準備されているケースはごくわずかです。葬儀に関する費用として福利厚生制度の一環として団体定期保険に加入し、「忌慰金や死亡退職金」の制度を整えている程度でしょう。
特に経営者や役員クラスの社葬における資金準備などは「縁起でもない」といった認識で捉えられているのが現状です。会社にとって、かけがえのない貢献者が亡くなったときに、多くの人々が悲しむだけではなく、大黒柱を失うことは会社の存続を考えたときに、たいへん大きな痛手となってしまいます。そのため、経営者および役員クラスがこの問題に何の準備もせずに、あとに残された人々に任せてしまうのは、あまりにも無責任といえるのではないでしょうか。

なぜ友引を避けるのか?
友引とは江戸時代の中期に中国から渡来して変化した暦の注釈・六輝の一つです。その日の吉凶を示し、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の中の一つです。
本来は“相引き”、あるいは“とくに吉凶なし”という意味ですが、「友を引く」と意味が転じて、葬儀にまつわる俗語となりました。
香典の取り扱い
一般的に香典は、全額ご遺族にお渡しします(この場合の香典は非課税です)。一般的にはその際の香典返しはすべて遺族が行います。

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