社葬百科

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社葬前日

会場でのリハーサルと留意点

会場リハーサル

会場の下見

社葬会場によって、配置や供花の並べ順も変わってきますので、事前に各係による下見を行わなければなりません。遅くとも前日までには会場の下見を行い、すべての配置を決定しましょう。

あらかじめ立地条件や施設の全容を記録し、会場における予備知識や式次第を把握しておくことが、滞りのない社葬執行につながります。

見取り図の作成

会場を下見し、会場内の配置における見取り図に無理がないか確認します。見取り図では配置できるはずのものが、立地条件や植樹の関係により、実際に配置すると車や人の流れを遮るものとなってしまうこともあります。実際の会場を下見し、配置を再確認すると、ご遺骨の到着時における、お出迎えの位置や会葬者の流れかたなどが明確になり、受付や本部の設置場所を再検討することができます。

リハーサル

社葬を滞りなく、スムーズに進行させるには時間配分を記入した進行要領を作成することが大切です。進行要領に従って、リハーサルを行い、社葬執行に支障をきたすことがないか十分に検討することが大切です。

社葬前日の留意点

実行委員の留意点

実行委員長は各係の責任者に、式当日の居場所を知らせておきます。

連絡には、トランシーバーを利用するか、携帯電話の利用も有効です。

会計の際の留意点

事前に行う準備は特にありませんが、受付係が香典を受領した後、どのように整理するかを確認し、香典整理簿を作成しておくと、その後の作業がスムーズに進められます。

式進行の留意点

司会には専門用語が必要になりますので、司会者は、葬儀社に依頼するのが無難です。司会者が式を進行させていく上での必要資料を事前に準備します。

  1. 葬儀委員長、副委員長の紹介原稿
  2. 弔辞を述べていただく人の紹介原稿
  3. 弔電の奉読順序
  4. 焼香順序

会場設置の留意点

会場の設備、レイアウトすべての設営と管理を行います。

特に留意しなければならないのは、式場の席次、受付の場所、待合室(休憩所)、供花の並べ順、雨天時の配慮などです。

受付の際の留意点

区分はできるだけ細かく区別して受付が整理しやすい、許されるスペースを相談して決定します。

受付の仕方を細部にわたって決めておく必要があります。例えば、

  1. 芳名帳に記帳してもらうのか?
    (記録という点では記帳してもらった方がよいが、この場合は受付にかなりの時間がかかることを予想しなければなりません。最近は記帳所を設け記帳カードに記入して頂き、記帳カードを受付に提出するケースが多くなっています。)
  2. 名刺を出された場合は、どうするのか?
    (名刺を記帳がわりにするのも方法の一つです。)
  3. 香典を頂いた人は記帳してもらうのか?
最近の社葬においては香典等を辞退するケースが増えております。香典と記帳は別のものとして考え、芳名カード等を利用するケースが増えています。

供花・供物を並べる際の留意点

前日ギリギリまで「名札」を外しておき、会場全体のバランスを考えて配置しましょう。

会場係の中で「供花担当」を設けておきましょう。

式典記録の留意点

葬儀は、社葬を含めて「記録なきイベント」といわれています。アクシデントが発生した場合でもある限られた時間内で進行させなければならないことと、この一大事に連続性がないために、そのときはよくわかっていても、時の経過とともに、記録が散乱してしまうことが多くあります。

記録係は、社葬の決定から、社葬に関するすべての事項が終わるまでのあらゆる資料(記録)を収集し、管理保管することが必要です。

保管される資料の中で「参列者名簿」「来賓名簿」「香典整理簿」「弔電整理簿」は、会社の葬儀についてのデータベースになりますので、検索をしやすくする工夫をしておくと便利です。

接待の際の留意点

接待場所の下見をし、会場備え付けの設備で使用できるものを確認します。

日本茶と茶菓等による接待が一般的です。

会社の女性社員に担当させる場合が多いので、必ずリハーサルを行いましょう。(待合室は畳の部屋の場合も多く、戸惑うことがあります。 )

会社役員が葬儀委員の場合は待合室で待機し、来賓の接待に当たります。

待合室は来賓への緊急連絡や、車の手配など、突発的なことが起きやすい場所であり、接待係もここに待機するのが望ましいでしょう。

待合室の収容人員を確認しておきましょう。

冷暖、雨天を想定しての準備が必要です。

屋外のテント待合室は接待することよりも、広いスペース確保を優先したほうがよいでしょう。

式場での案内の際の留意点

事前に、式場の収容人数を確認しておきます。

式場内に着席されるのは、親族関係、来賓関係、葬儀委員ですが、スムーズな入場着席が行えるようにします。

駐車場における留意点

参列予想人数から来場車両数を想定します。

場所にもよりますが、バス、電車などの公共交通機関が利用しづらい場所では、予想人員の60%程度の車両を予想しておきます。

駐車場が確保できない場合は、その旨の案内を事前にしておきましょう。(広報、文書、連絡各係と相談)

前日には、借用できた駐車場の収納可能台数を特定しておきます。

もっとも人員を必要とする係であり、会場と駐車場が離れている場合などは、トランシーバーなどを用意しておくと便利です。

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